西2で暮らす人・働く人の「ひと言」から、恵比寿のヒト・バ・コトをのぞいてみよう!をコンセプトに、西2に暮らす・働く人の目線で、恵比寿の魅力をゆる〜く紹介しています。今回は、長年、西二丁目町会の役員/婦人部長としてご活躍されている、松野妙子さんのお孫さん、志村武さんについてです。2023年10月の「かごしま国体」で優勝と新記録の達成という快挙について、副会長の小林さんにご紹介いただきました。

 昨夏6月末ころ、松野妙子さんと町会費集めで何日かご一緒させて頂いた。そんな中、松野さんから「孫がインターハイに出場する。」と聞いた。インターハイは、高校最大の全国高校総合体育大会である。お孫さんの志村武くんは、陸上競技400mハードルに優勝候補と雑誌に紹介された逸材でした。

 実は、私も渋谷区内の小中学生を集めて陸上競技の指導をしていて、その教え子が法政二校(1年生)から女子七種競技でインターハイに出場するという事で、8月初旬に会場である札幌へ応援に行く予定でした。

 志村くんは、前評判とは裏腹に大会1か月前の練習中に鎖骨骨折をしてしまい出場する事さえ危ぶまれていたようです。結果は、第4位に終わり表彰台を逃して終えました。

 続く10月の「かごしま国体」で、出場機会を得て臨んだ300mハードルで見事リベンジを果たし、全国初制覇を果たしました。タイムは35秒18で、U20日本新、大会新という素晴らしい記録でした。(詳細は、陸上競技マガジン12月号/ベースボール・マガジン社)

 松野妙子さんからは、小さい頃は町会のお祭りなどにも参加していたと聞いてびっくりでした。こんな身近に日本一になり、今後は世界に羽ばたく選手がいることを思うと楽しみが一つ増えました。町会みんなで応援しましょう!

 尚、余談ですが私の教え子の法政二校1年ガードナ・レイチェル麻由選手は、1年生ながら第5位入賞を果たしました。今後の活躍を楽しみにしています。

 筆者:西二丁目町会 小林 稔
 「町会では副会長と会計を担当しています」